みんかふぇ『お弁当配食、走っています!』

3月5日から開始した子どもたちへの給食代わりのお昼のお弁当配食――まずは春休み開始の3月25日までと思い開始しましたが、皆さんご承知の通り、日々状況は悪化。非常事態宣言が発令されるまでになるなんて、当初は思いもしていませんでした。

そうこうしているうちに、これまでお弁当をお願いしていた福祉施設も閉鎖となってしまい、途方に暮れていました。そんな折にかつしか子ども食堂・居場所づくりネットワークの方から、お店が開けずケータリングに切り替えた地元のお店をご紹介いただき、お弁当づくりを依頼することで、配食の継続および配食数の拡大が叶いました。そのタイミングで、仕事がなくなったなど経済的に困窮されている世帯のお子さんだけでなく、保育園も休園となり、子どもの面倒を見ながらリモートワークをしているのでお昼をつくるのもままならない、買物にも頻繫に行けない、「せめて子どものお昼ご飯があれば」と物理的にも困難となっている世帯へも、配食対象を広げました。

怒涛のこの2ヶ月。でも一番にしわ寄せがいっているのは紛れもなく「子どもたち」です。引き続き、衛生管理を徹底し、ソーシャルディスタンスを保ってお弁当を配っています。

皆さまからの多大なご寄付に心より感謝申し上げます(進捗報告もせず申し訳ありません)。こんな時だからこそ、お互いに“寄り添う”気持ちを大切にしていきたいですね!

皆さんに替わってお弁当をお渡ししています。

皆さんに替わってお弁当をお渡ししています。

室内での密を避けて、外でお渡し

室内での密を避けて、外でお渡し

葛飾区亀有の飲食店にお願いして作ってもらっているお弁当

葛飾区亀有の飲食店にお願いして作ってもらっているお弁当

(みんかふぇ 大坂智美)

※お弁当配食は赤い羽根「臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援活動助成事業」のご支援と皆さまからのご寄付で実施しています。

※パルシックのオンラインショップParMarcheから、お弁当配1食分の寄付が付いた寄付つき商品を販売中です。