「こども食堂」って?
「給食がない日はバナナしか食べていない子がいる」
学校の先生からそんな話を聞いた人が、八百屋さんの一角に「こども食堂」を作りました。
子どもが一人でも入れて、無料か低料金で栄養のあるご飯が食べられる「こども食堂」。
いま、全国に広がり、子どもだけではなく、ひとり暮らしの高齢者や赤ちゃん連れのお母さんなど、いろいろな人がホッと一息ついて、わいわいがやがや、みんなで楽しい食卓を囲む「地域の憩いの場」になっています。
こども食堂を運営しているのは様々な人や、団体などです。
多くのこども食堂は、地域の普通のおじさん、おばさんが、虐待や、いじめ、犯罪、事故など、子どもをめぐる痛ましい状況を知って「黙って見ていられない」「何かしたい」と立ち上げた「子どものための居場所」です。
多くの運営者は、「子どもの貧困」という社会問題に関心を持ちながら、お金持ちの家の子でも、誰でも自分の居場所を見つけられる開放された場を理想とし、そこに来る子の中に「困難」を抱えた子どもがいたら見逃さず、見守り、必要なときは行政や専門機関につなげられるように、しっかりとアンテナを張っている人たちです。
「かつしか子ども食堂・居場所づくりネットワーク」って?
東京都葛飾区で「こども食堂」や「子どもの居場所」のために活動している個人、団体が、メーリングリストで情報交換をしながら連携しているネットワークです。
「子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることがない」まちづくりを目指しています。
(当ホームページ右上の「規約」をご覧ください。)
食品ロスを削減する「フードドライブ」活動と連携し、食べられるのに家庭や企業で廃棄される食料を困窮家庭に配布する「フードパントリー」や、
学校給食がない長期休み、困窮家庭の子どもの「食」を支援する「お弁当プロジェクト」など、
様々な活動にたくさんの人が協力して取り組んでいます。
メーリングリストには誰でも登録できます。登録した方は当ネットワークの会員となります(会費はありません)。
登録ご希望の方は「お問い合わせ」ページからご連絡ください。
活動紹介
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