みんかふぇ『お弁当、ありがとう!』の声
3月6日(金)に急遽、休校に伴う昼食用のお弁当配布にかかるご寄付のお願いをWebサイトやメーリングリスト、SNSでお呼び掛けをしましたところ、たくさんのご支援を頂戴しております。心より感謝申し上げます。
現在、4世帯15名分のお弁当を配布しています。保護者の方からは「本当に助かっています」とのお声を頂戴しています。ある保護者の方はこの新型コロナウィルス感染拡大の影響でお仕事が少なくなり、途方に暮れていらっしゃるとのことです。またあるご家庭は「お弁当を準備してくださる前までは、カップラーメンを準備してから仕事に出掛けていました」とのことでした。みんかふぇにお弁当を取りに来る子たちもいますし、また子どもが小さい世帯にはお弁当を届けています。毎日子どもたちの様子を確認することが出来るので、家で何やっているの?と聞くと「ゲーム!」と元気よく返事が返ってきて、ちょっと心配です。余り体を動かしていないようで、その影響が気になるところです。
ゲーム三昧の日々にならないよう、ご飯を食べた後「みんかふぇ」に遊びに来てね、とも伝えています。ボードゲームや、お絵描き、塗り絵、迷路、ビーズでネックレスを作ったりして遊んだりします。先日は市販のスポンジを買って、ケーキづくりもしました。子どもたちは何かを作ることが大好き。みんかふぇで時間を過ごす際は、手洗いやうがい、マスクの着用など、衛生管理を徹底し、好きなことをして夕方に帰っていきます。
当初は、春休みが始まる予定だった3月25日(水)にお弁当の配布を終了しようと計画をしていましたが、この状況で却って仕事が休めなくなってしまったお母さん、経済的な不安を抱えた保護者さんの状況を鑑み、春休み期間もお弁当の配布を継続することに決めました。
「今日のお弁当ね、美味しかったよ」
「今日のたらこのおにぎり、食べられなかった」
など子どもたちからお弁当についての感想も日々もらっています。
一日いちにちが子どもたちにとってはかけがえのない時間。体と心の成長のためにもきちんとバランスの摂れた食事を食べて欲しい!皆様からのご支援でそれが叶っています。
(みんかふぇ 大坂 智美 )
※お弁当配食は赤い羽根「臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援活動助成事業」のご支援と皆さまからのご寄付で実施しています。