かつしか子ども食堂・居場所づくりネットワークは、葛飾区の社会福祉協議会・地域貢献活動サポートデスクが主催した子ども食堂に関する講座参加者が、2017年秋にメーリングリストを作ったことから始まりました。
当時、葛飾区内6カ所でこども食堂が運営されていましたが、新たに運営を始めたい人、ボランティアとして参加したい人、あるいはご自身の専門分野とのコラボレーションを望む人など、たくさんの人がこども食堂に関心を持っていました。
2018年3月、葛飾区教育委員会生涯学習課の後援によって、そのような人びとがリアルに集まる会が開かれ、当ネットワークはその年の4月、発足しました。
2018年11月から2019年1月にかけて、連続4回の学習会を開催し、アレルギー対応、リスク管理、地域ネットワークの作り方、こども食堂の社会的な意義について学習しました。
2019年度からの3カ年計画「子ども食堂・子どもの居場所ネットワークを通した共生社会づくり」は東京ボランティア・市民活動センターの助成を受け、区内の全小中学校に配布する「かつしか子ども食堂マップ」の制作、寄付食材をネットワーク内で融通し合う「フードドライブ」、こども食堂等で繋がった困窮家庭への配食事業などに取り組むことができました。
2020年春からのコロナ禍においても、「お弁当プロジェクト」「フードパントリー」など、柔軟に活動を続けています。
区内のこども食堂、子どもの居場所は増え続けています。(当ホームページ「子ども食堂マップ」をご覧ください。)
区内に限らず、日本全国からたくさんの方々が寄付やボランティア活動で私たちを支援してくださいます。
子どもたちの幸せな成長を願う気持ちを結集して、新たに子どもの居場所を作ろうとしている仲間、苦労しながら居場所を運営している仲間を支え、子どもの笑顔に届くネットワーク活動をこれからも続けていきたいと思います。
かつしか子ども食堂・居場所づくりネットワーク代表:緒方美穂子