かつしか子ども食堂・居場所づくりネットワークは現在160人余りが登録しているメーリングリストで情報共有をしている、ゆるいネットワークですが、葛飾区内で子ども食堂や子どもの居場所を運営している団体の代表が「運営委員」となって、年に1回、運営委員会を開催し、予算決算、活動方針などを話し合っています。

2024年度の運営委員会は4月15日、葛飾区社会福祉協議会・ボランティア地域貢献活動センターで開催しました。
　
2023年度の振り返りと24年度の活動方針として、長期休み期間の「学校給食代替プロジェクト」をはじめとした行政との協働が効果をあげていること、しかし、葛飾区で新規開設される「子ども未来プラザ」に調理施設が併設されない等、子ども食堂や子どもの居場所を増やす取り組みに行政の十分な理解を得られていないことが話し合われました。

今年度は葛飾区議会に「子ども食堂・子どもの居場所増設を求める請願」を提出するなど、積極的に動いていきたいと思います。

23年度の決算、24年度の予算も承認されました。
コロナ危機によって多くの方からご寄付いただけるようになりましたが、危機が一段落した後も変わらぬ温かいご支援をいただけており、本当に感謝に堪えません。
23年度の決算　PDFで見る↓
2023決算

24年度の予算　PDFで見る↓
2024予算

運営委員会の議事終了後、ボランティア活動についての基礎知識をボランティア地域貢献活動センターの亀川悠太朗様にご講演いただき、ネットワーク所属の各団体が自己紹介しながら交流しました。
今年度の運営委員会は26団体、子ども食堂22か所、子どもの居場所10か所、フードパントリー5か所となります。

各団体自己紹介、活動紹介は、たいへん熱のこもった情報交換となり、7年目に突入したネットワークの広がり、深まりに感慨無量でした。