四ツ木製麵所うどん子ども食堂をご紹介します♪

☆子ども食堂の新しい仲間を紹介します☆
~『四ツ木製麺所 うどん子ども食堂』さん~

こんにちは。白鳥4丁目のみんかふぇ子ども食堂の大坂です。

今回、かつしか子ども食堂・居場所づくりネットワークのニュース第1号を発行すべく、四ツ木製麺所 うどん子ども食堂、店主の守田良一さんにオンラインでお話をお伺いしました。(ニュース印刷はもうしばらくお待ちください!)

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Q子ども食堂を始めたきっかけをお教えください。
元々は子ども食堂のことなどは知らなかったんです。
知り合いの飲食店が興味を持っていて、でも、立石という地域柄、飲み屋さんが多くて、子ども食堂は出来ないからと、葛飾区の子ども食堂への寄付集めを始めて。
うちも何か地域に貢献したいな、とぼんやり思っていたんだけど、仕込みで忙しくて時間も休みも取れない。
ただ、うちは食事提供しているから、じゃ、ここで子ども達に食べに来てもらったり、持って帰ったりしてはどうか、と2020年11月に始めました。

Qこのコロナ禍、飲食店さんは本当に今大変な状況だと思うのですが、何故、敢えて始められたのですか?
うちも困っているけど、もっと困っているのは子どもたちなんじゃないか、お腹空かせているんじゃないかって、仲間と話をしたんです。
子ども達がうどん食べに来られる仕組みを作ってはどうか、とりあえず始めてみようよ、ってなりました。後先考えずに(笑)。

Qどのような仕組みですか?
こんなご時世だから、経済的に厳しい状況で温かいご飯が食べられないといったお子さん向けに、店前に無料食事カードが置いてあるのでそれを提示して貰ってうどんを無料で提供しています。
あと無料チケットがついているチラシを配ったり。今のコロナ禍は、テイクアウトで持って帰るスタイルが多いですね。

Q嬉しかったことは?
はじめは子どもたちも硬い表情で利用するんだけど、徐々に笑顔が見えてくる。それが何より嬉しくてね。
この間は「ありがとう。美味しかったです!」って書いてある絵もくれて。
あと、店内に子ども食堂用の募金箱を設置しているのですが、お客様からのご寄付、応援いただいている気持ちが嬉しいです。同じように「子ども達のために何かしたい!」と思ってくださる方が多いんだって感じています。

Q困ったことは?
経済的に困窮しています、という状況がなかなか分かり辛いですね。
私達は飲食店なので、お金を払ってご利用いただくお客様との線引きをどうしてもしなければなりません。様々なご事情はあるとは思いつつ、試行錯誤しながらやっていっています。

Q今後の抱負は?
四ツ木製麺所子ども食堂の取り組みが、後々、他の飲食店でも「子ども食堂やりたい!」という効果に繋がって、かつ、うちのノウハウが活かされていけばいいな、と考えています。

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聞けばこだわりのうどんをご提供されているという守田さん。
職人一筋で怖い方かとはじめ緊張しましたが、子どもからの「ありがとう」のお手紙のくだりでは、目を細めて嬉しそうにお話されていて、ホッとしました(笑)。
まずはやれることをやっていこうーーそうは言っても何でも初めの一歩は相当ハードル高いものです。
そして様々な壁に当たることも。
でも子ども達を想う気持ちは一緒。そんな守田さんに私も勇気づけられました。
ワクチン打ったら食べに行きますね!